自分という花を育てるところ

自分に集中して生きてこ。30歳からの自分と世界の見つめ方

信頼とリスペクトを勝ち得る

 

え…8月中旬ですか…早い…信じたくない…

結婚してから国内海外、年齢層も含め様々なご夫婦やカップルに会う機会が増えまして。特にこの夏はその機会が多い!!

そんな訳で、どういう二人なら上手く行ってるの?何を工夫しているの?と推察したり。仲良くなれば質問させていただく機会もあって。それらを参考にしつつも、夫婦関係を考察してみました!

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メキシコで時々出会うグラフィティが感動的に素晴らしくて。ビビッドな色彩感覚とパワフルな絵力!!

 

私は今はこうして夫の帯同で海外について来ていて無職なのですが、日本にいた頃は自分で事業を持っていました。小さいものですが、ひとりでゼロから商品を作って宣伝して売って…せっせと一人仕事。

とは言え小さな事業の売上は特段素晴らしい訳でもなく。しかしやりがいはあったので、他の仕事と並行して時には寝る間を惜しんで取り組んでいました。

当時の夫は、私が人生を切り拓こうと孤軍奮闘して事業を回している様子にリスペクトを覚えたらしく。さらにお客様に全力で応えようとする姿勢に人として信頼を置いたらしく。

事業を閉じた今でも、顧客を含め他人との向き合い方や仕事の考え方について参考に色々意見を聞いてくれます。ちょっとした事しか話せない程度の経験ですが、それでも一番身近な存在に頼ってもらえるのは誇らしいことだったりして。

話はそれますが、結婚生活をより良く維持することを目的にするなら、一般的には旅行や贈り物や美容などに課金をする人も多いと思います。二人の時間や各々の存在価値を高めるのも効果的でしょうし。私も夫との旅行や記念日は特別感があって好きです。

一方で思うのは、実は“毎日淡々とやり続けていること”。コレがなんだかんだで一番説得力を持たせ、確固とした付加価値を与えているんじゃないかとも思うんですよね。これは私の周りの友人夫婦や仕事で関わりのあるご夫婦から話を聞いていても感じたことで。お互いに“これは!”というリスペクトできるポイントを持っていたのです。

 

色々聞いてみても、毎日読書をしている、運動を習慣にしている、趣味を楽しんでいる姿に刺激を受ける、とか。意外とシンプルなこと。何かを淡々と続けていること。それは別に数年以上のスパンで…じゃなくても良いみたい。生活の中で取り入れる、本人には何の変哲もない習慣だったりしても。

もっと細かなことは他所様には質問できていませんが…私個人で言うと、夫が帰宅した時は毎度玄関まで迎えに行く、その後20分ほど放っておいてリラックスしてもらう、小さな事でもしてくれた事には即感謝の言葉を伝えるとか。朝はすぐにハグして欲しそうなので優しくハグして、出勤を見送る時は何か一つ素敵なところを褒めて送り出すとか。相手が心地よく受け取れることは毎日継続しています。お金も時間もかけない割に良い効果を感じるし。修正を加えながら5年間はそれらの習慣を継続できています。

まぁ、あとはルール的に“コレはしない”と決めている事も多々(ここは長くなりそうなので今回扱うのはやめておこう)。

 

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旅先で見つけたマリアッチのおじさんの銅像。可愛い。

 

その時々は小さなこと、と思うかもしれませんが、その積み重ねは揺るがない確かなものです。

例えば、幼い頃に親が食事を作ってくれたり、寝る前に読み聞かせに付き合ってくれり…そう直接的ではなくても、習い事や学業や好きな事に専念させる環境を与えてくれたり。身近な大人のそう言った姿勢。時が経ってそれらを思い返せば、尊敬の念や揺るがない愛情をドカンと感じられるほどの大きさにはなります。

 

で、そういう姿勢は、夫婦関係にも活かせるみたい。

今は無職で子どもも居なくて特段家事能力が高いわけでもない私でも、過去に得た仕事に対する考え方をシェアしたり、ハグや褒め言葉のささやかな習慣だけでも、夫から信頼をおいてもらえている。

 

この事から言えるのは、ささやかな事だとしても一貫した態度や視点もパートナーに影響を与える事ができる、ということ。過去に自分が得たものや努力を重ねたものは信頼とリスペクトに値するのだということ。

結婚生活は確かに男女の関係でもあるけれど。人生スパンで考えると、更に上の段階としての信頼関係をより良くしてくれるのは、結局「人としての信頼とリスペクト」なのかな、と。

 

仮にも最初は男女の性愛とか友愛みたいなものからスタートしても、仕事や人間関係、生活スタイルなどからはもっと多くの個人の内面が見えてくるわけで。それらが結婚生活のスタイルを作ってくれるのかもしれません。

更に、それらの質や心地よさは「唯一無二の存在」として手放せなくなる大きな理由になり得るかな、と。

例え相手が浮気をしようが、マンネリという一時の段階に立ち止まろうが、それまでに自分が積み重ねてきたものは事実であって、自分を語る上での大きな要素です。その積み重ねや日々の努力を感じ取れない人は、、まぁその程度の人間です。その辺に置いてさっさと先に進みましょう。

 

 

ちなみに。「パートナー間で何を積み重ねてきたか」がこの考察の重要なポイントですが、逆を言えばマイナスな言動や思考の積み重ねは、それはそれで説得力をもって関係性に影響を与えることになり得ます。相手に不満や不安をぶち撒け続けた人にはそれ相応の負の事実が積み上がっているはず。関係性には遅かれ早かれ何かしらの結果が生じます。

夫婦関係も友人関係も親子関係もそれは同じ。硬い石の上に一滴一滴水を垂らし続ければいずれは石は削れていく様に、小さなことも何かしからの影響を持ち結果を生む。自然の原理原則です。

 

もし、マイナスの積み重ねが多いかも…と気づいた場合は、シンプルに相手が喜んでくれそうな言動を増やしていけばいい。もう手遅れ、なんて事はないんじゃないかな。そう思うのはまだまだ自分の殻の中。相手からの信頼とリスペクトは、いつだって積み重ねたものからしか創れないはず。小さくて細やかなことを疎かにしたくないですね。私も日々気をつけよう。

 

更に考えているのは…最終的に〈男女関係〉〈人としての尊敬〉のバランスの取り方は個々の腕の磨きどころ。

30代〜はあらゆる面を見せながら、結果的にパートナーに信頼とリスペクトを感じてもらえたらいいな、なんて思っています。この辺はもう少し考察をしながらまたぼちぼち書いていきたいな。

 

ではでは!最後までお読みいただきありがとうございました。日本は気候的にまだまだ厳しい時期ですが、どうぞご自愛くださいね!

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最近旅先で購入したメキシコを感じるゆるかわキーホルダー。サボテンは夫が気に入っちゃってあげちゃいました😕むむ。