自分という花を育てるところ

自分に集中して生きてこ。30歳からの自分と世界の見つめ方

エネルギーを上手く扱いたい春

 

4月になりましたね。メキシコでの4月は旅行シーズン。友達も語学の先生も旅行を予定しているみたい。お土産話が楽しみです💐(私たち夫婦はシーズンをずらしていく旅行が好きなので今月は大人しくしています)

日本は年度始めで、忙しない時期ですよね。環境が変わって気持ちも身体も落ち着かない。

そんなタイミングなので、今回はとても大切な「エネルギー」の話をしてみます。

エネルギーといっても、私は所謂スピリチュアルには興味がなくその類の話ではないです。ですが、個人的にはとても人生に役立っているので頑張ってできる限り言語化してみます💐

 

人にはそれぞれ持てるエネルギー「量」が限られています。

ここで言うエネルギーとは例えば車のガソリンみたいなもの。無くては動かないもの。それは人にも当てはまっていて、私たちは日々生活しながら自分の気力や体力、意識というエネルギーを切り売りしたり、チャージしながら生きていて、限られたものです。疲れていても好きなものや場所、人に触れると心がホッとしたり、凛とした気持ちなにれて、また現実に向き合う元気が出てきますよね。まさにそれはエネルギーのチャージ💐

 

そして個々人でエネルギーの「源」も違っていたりします。

本質的に温かく思いやりのある方は相応のエネルギーだし、自己防衛や執着の強い方は冷たくて固くて重いエネルギーを源にして行動し、承認欲求ばかり強い方はギラギラした圧の強いエネルギーだったり💐人それぞれ、原動力が違っているのもエネルギーの「源」の違いだと思います。

 

そしてここからが大切なのですが、エネルギーの「使い所」「使う人」「使い方」にはスキルと哲学が大切なんです。でなければ、自分の生活や人生には不要な物事や他人に無駄にエネルギー消費してしまい、本当に使わなくてはいけない場面で発揮できません💐

例えば、SNSのゴシップばかり無意識に追いかけいる人はエネルギーを他人の不倫やミスに対して使っていますし(漏らしているとも言う)、貴重な時間を他人のしょうもないことに費やしていることになります。そして発揮したい時には量は少なくなっている…なんて事も。エネルギーの使い所や使い方を抑えていないと、ただの浪費になります。

 

さらに、そんなしょうもない事を話題にしてその場を盛り上げようとすることは、他人のエネルギーを奪っていることにもなります。もっと言うと、しょうもない事に時間を割いてばかりいるとエネルギーの「質」も悪くなります(この事はまた改めて)。

自分のエネルギーを大切にしていないと、他人のそれをうっかり奪ってしまう行動をとってしまう事があるんですね。

 

ちなみに、私はそういうエネルギーを奪う人とはなるべく関わらない様にしています。関わっていて何となく疲れてしまう方っていませんか。好き嫌いや関係性に関わらず、短時間でも話すとなんだかやる気を削がれる様な…。そういう方と関わる時は、私なりにバリアを貼り不必要な事は話さない様にしています💐

 

なぜなら、体力弱小の私はとても疲れやすいからです。以前婚活に焦りに焦っている知り合いと話した際に、彼女の低くて暗いエネルギーに引っ張られ、ごっそり自分のエネルギーを持っていかれてしまい一日中動けず、挙句私までネガティブな気持ちになった事がありました。私の話の聴き方が当時下手だったこともありますが、大いに反省した出来事でした。。

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エネルギー吸い取られ後の干からびた私/カラヴァッジョ『法悦のマグダラのマリア』1606年 

 

自分のケアを怠り、他人から奪ってばかりの癖がある方は自分のエネルギーやケアについて無知なだけかもしれません。でも、エネルギーや時間はそんな方に注がない方が賢明です。限られたエネルギーは大切な人たちのために、未来の自分のために存分に使いたいですよね💐

もちろん、誰しも人生にはトラブルは付き物です。時には誰かの助けを借りなくては乗り切れない事だってあります。しかし自分のケアを上手にしていたり、普段から徳を積む様な行いがあれば自然と助けや助言、トラブルが何かのきっかけとなってプラスに転換することが多々あります。さらに助ける側も嫌な気持ちにはなりません。

一方、普段から奪ってばかりの人は、既に人が離れているか、似た様なエネルギーのバランスの方が関わっているため「奪う」という形で他人を傷つけることしかできません。常にエネルギーは枯渇している状態が続くのです。そんな方は他人をいじめたり嫌がらせをして暴走しています。時には誰かと共依存関係にあったりね。恐ろしい…💀💀💀

 

エネルギーは確かに目には見えません。しかし、私たちはその雰囲気は感じ取ることができます。「なんとなく」がその鍵だと私は思っています。

「なんとなく嫌な感じ」

「なんとなく好きになれない」

「なんとなく信じられない」

「なんとなく居心地悪い」

そんな些細な感覚、他人や場所や書籍、テレビ番組など…感じた経験はありませんか。

 

それを無視し続けてしまった方には、残念ながら感覚が鈍って働いていないのかもしれません。でも本来は備わっているはずの、とても大切な感覚なんです💐

感じとるなら澱んだ感じ、重たい感じ、時には頭痛がしたり寒気がしたり、苦しくなったり、一気に疲れたりとそれぞれ特有の感じがあるのだと思います。まぁ、全然感じ無いほどのマッチョエネルギーで跳ね飛ばしてしまう方も一部いると思いますが…

 

とにかく、そんな感覚を察知したら、場所を変えるか、人であれば離れた方が吉。でないとエネルギーを奪われるか質の低いエネルギーに触れて元気を失くしてしまいます。

新しい環境や人間関係で、もしも違和感を感じる方がいた場合、少しだけ距離を置いて観察してみてはどうでしょう。関わる時は最小限の接触で。

その人の言動、雰囲気を見ていれば(ちなみにモラハラタイプは外面良く作り上げるので分かりにくい場合も)回避できる時もあります。良い人の様に見えて人の優しさを利用したり、恩を押し売りしていたり…

 

変化の多い時期なので、心身のケアを丁寧に💐日も長くなり活動的になる時期だからこそ、誰もがエネルギーを必要としているタイミングです。多くあればあるほど動けますからね。

そんな時を狙って誰かがエネルギーを奪おうとしていたら、一旦冷静になって距離を置いてみてくださいね。そしてそれを見極めるためにも、他人のエネルギーを奪う事なく穏やかに過ごすためにも日頃の自分のケアを怠らず。ゆっくりできるひと時を作ってあげてください。

ただでさえエネルギーフル活用な忙しない春。あなたにとっての規則的な生活とリラックスの時間がエネルギーチャージに大きく役立ってくれるはず🫖☕️🌿

以上、エネルギー視点での私なりの春の過ごし方でした。長くなっちゃった。

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子どものエネルギー値と質は段違い。エネルギーお化け(良い意味でね)/Peder Severin Krøyer 『Boys Bathing on a Summer Evening at Skagen Beach』(1892年)