メキシコ、只今夏真っ盛りです☀️日差し最強なので、サングラスを忘れた日にはしばらくすると目がショボショボして開けられない…(アレ…もしや老化?老化なのかな…泣)肌を犠牲にしながらカフェやウォーキングをしています。
はい、ではでは早速今回のテーマはタイトルの通り愛情に関して。
愛情って、いつもささやかな事の中に隠れていますよね。あとは時間や行動、拘り、といった時には目に見えないことに。
先日、夫がチーズリゾットと鶏出汁の野菜スープを時間をかけて作ってくれまして🤍
前の週から「この日は俺が夕食を作るね」と決めて買い出しをして、当日はレシピを睨みながら用意してくれて。
この時点で私としてはジーン…と胸が熱くなる程、夫のかけてくれる愛情をたっぷり感じで胸がいっぱいになっていて。
と言うのも、夫は食にうるさいタイプ。食べるも作るも外食も好き、美味しいお店にはお金を落とし、味が落ちたらもう通わない(笑)、自ら料理教室に通う…感じの人なのです。日本にいた頃は6割は夫が夕食を用意していたし…
私の手料理(短時間で作るパパッと簡単料理)に「今日も美味しかった」「この料理大好き」と褒めてくれる時もあれば、「もっとこうすると更に美味しくなるね」とコメントする時も。
そんな彼が、忙しい合間を縫って「美味しい料理をロサに作りたい」と計画してくれるのは、共働きではない今、ますます嬉しく感じています。
が、これは昔の私ならここまで深く彼からの愛情は受け取れていなかったかもしれないのです🌿
恋愛や夫婦関係においては「愛情表現」にばかりスポットが当たりがち。どれだけ気持ちを言葉や態度で伝えるか。記念日に何をどれだけするのか。最近ならどれだけ家事や育児の負担を軽くするため行動したか、なんてのも含まれるのかな。
でも、スポットは当たらなくともより一層重要なことは、「愛情を受け取る意識、感性」の方だと私は思っていて。
例えば、こんな意識や行動
✔︎相手の性格や習慣、考え方への理解を深める
✔︎自分に根付く固定観念(分かりやすい愛情表現が無い=自分は愛されていない/相手は女性の理解不足だ等の思い込み)を取っ払う
✔︎相手の表現の仕方を受け入れる、同時に自分に伝わりやすい表現方法を伝える
これらは、個人的にはあくまでも基礎的なこと。恋愛期間中かもしくは新婚期間で柔軟に努力しないといつしか…
「彼は愛情表現をしてくれない」
「私は愛されない人だ」
「友人の旦那さまはこれ位やってるのに、夫は全然してくれない」
など感想が歪んで生まれてきちゃうと思います。こういう感想は実際見聞きするので…
この思考のまま愛情を深め合えるのはなかなか…不可能に近いかも🌿
まぁ…「愛情を受け取るには、それなりのスキルや意識、感性が必要」なんて、そんなこと誰も教えてくれないですからね。
私もここに気づくのに20年かかりました🌿
私達の初期段階で受け取る愛情は、家族からの無償の愛。それは一般的には何もしなくも受け取れた、努力不要のものだったかもしれない。当然、受け取り方なんてあったものじゃない。ただ注がれるものをもらうだけ。
スタニスワフ・ヴィスピャンスキ(ポーランド、1869〜1907)
その段階と、恋愛や自らつくる家庭においての愛情を混同していては、いつまでたっても愛情を感じる感性は未熟なまま🌿無償の愛から別レベルの愛情へ変換できない、未熟な視点です(辛口)
恋愛でも夫婦生活でも、相手を理解した上で感じ取れる愛情は、実は日常に溢れているから。むしろ、恋愛初期段階で感じ取れる愛情は表層的なもの。相手のバックボーン、時にトラウマ、今の環境や状況…全て含めた上での愛情は、比じゃないほどに深かったりするものです。もちろん初期段階の無償の愛とは別物。
とは言え、この認識は結婚すれば生まれる訳でもなく、誰かと長く付き合うから生まれる訳でもない訳で。
基本的に、相手の持つ背景を理解しその行動からどれだけのプロセスや気持ちを経たものなのかを想像できるか、それに感謝やリスペクトの気持ちが持てるのか、で決まると思います。
だから、この受け取り方が早くからできている早熟な10代もいれば、結婚生活30年経っても理解できずに人生を送る方もいます🌿
「今の夫から愛情を感じるのは相当難しい」と感じる方もいるかもしれません。
確かに、拗れた関係性は人を隔てるし、他人を変えることは実際には難しいことです🌿
でも、結婚を決めた当初、結婚は「相手から愛情を受け取ること」を目的にした訳では無いはずですよね。
相手から貰うことだけ考えて結婚した方もいるかもしれませんが、幸せになりたければその考えはさっさと変えた方が賢明です
「相手を幸せにしたい」と思えたから、もしくは「二人で幸せになりたいから」決断できたのだと思います🌿現実的に言えば、誓い合った「責任」です(ロマンチックさ皆無ですみません)。
それなら、やっぱり手っ取り早く状況を良くするには、自分の感性を「受け取り上手」に育てること🌿※ここでの“状況を良く”とは=自分の内面の好転を言います。相手の性格や行動を変える事では無く
その方法は、基本自家発電方式!
いつまで経っても相手からの愛情表現を引き出そうとしていては、相手の言動に依存してしまいます。いかにして自分主体で愛情を受け取っていくのか、を考えてみました。
…と、長くなりそうなので次回の記事に続きます。
信じられないほど質感伝わる画力!!凄すぎて恐ろしい/フレデリック・スラクロワ(フランス、1858〜1933)『結婚申込み』