自分という花を育てるところ

自分に集中して生きてこ。30歳からの自分と世界の見つめ方

贈り物以上に大切なこと

メキシコでもバレンタインデーが終わりました。こちらでは女性から好きな人に贈り物をすると言うよりは、友人やパートナーにギフトを贈るイベント💝

私もいつもお世話になっている友人や語学の先生、よく行く図書館の司書さんへデザートを届けに行きました。喜んでもらえて嬉しい💝

 

結婚してからは、夫にお誕生日にプレゼントを贈るようになりましたが(と言っても、夫の好きなお酒などスーパーでも買えちゃう手頃なモノの時も…)

独身時代、男性に贈り物をする機会って…たしか恋愛下手期の頃だけでした。

 

当時買ったのはお付き合いしていた彼の好きなスニーカーだったかな。一人暮らしの中、アルバイトで貯めたお金を使って、誕生日に用意しました。

でもその際に「好きな人に贈り物をしても、相手は大して嬉しそうではないかも?」と感じて。その後その恋愛は上手くいかず。それから贈り物をする事はなくなりました。

 

なぜなら、イベント事での彼へのプレゼントは結局自分本位だったのだと気づいたから。

見たい様に二人の関係を見ていたものだから、当然相手の求めている事が見えないし、自分の思考や世間的な雰囲気を相手に押しつけていただけの、勘違いをしていたのですね。欲しいものは自分で手に入れることが喜びなのだという事に、当時は認識が弱くて。より高価なものなら、相手に気を遣わせることも知らずに。恋愛初心者過ぎて空回り。

 

関連した事で言うと、イベント事でのプレゼントや金額やブランドなどに固執する男性や女性は、他人を利用したい気持ちが強く、凝り固まった物事の見方で人間関係を壊しがちな、関わるとエネルギーを吸い取っていくタイプの人間です。

 

私のお付き合いしていた方々や男友達を観察していると(口には出さなくても)逆に相手を喜ばせる行動の方が、達成感を感じるのかとても嬉しそうにしていて。

私が心から嬉しくて感謝の気持ちを伝えると、ギフトやサプライズがますますエスカレートして驚くほどでした。喜びつつも十分だと伝えて、あまり無理させないようにしていました。

男友達も悩んだり調べたりしながら彼女を喜ばせようとしている瞬間が一番キラキラしていましたし。

  

f:id:rosamex24:20230216061542j:image

あのブランドのイメージとして有名なやつ/ジョン・コリア 『ゴダイヴァ夫人』1898年?ハーバート美術博物館

 

それからの恋愛期間はプレゼントに時間とお金をかけて渡したり手料理を振る舞うよりも、会えた時に良いコンディションでいられるように健康やメンタルのケアを丁寧にしたり、目の前の仕事や勉強に集中したり、彼が多忙な時期には癒してあげられるように気を配る。そこしか意識していませんでした。

あとは何より、彼も仕事が頑張れるように、邪魔をしない。連絡も私からは一切しない。

 

相手を喜ばせることは、相手が心から求めるものを適切なタイミングで届けること。妄想や自己満足で相手を困らせたり萎えさせたり理想を押し付けたりしないことですよね。本質的に相手を思いやることができる人には普通に出来ることです。

でも正直なところ…言い難いことだけれど、自分本位な言動をしてしまう方は、皆さん無意識なのか習慣になってしまっているからか、ご自分のマイナスな言動に気づいていないんですよね。既婚独身問わず。誰も言わないですし。客観的に自分を見ていないのかも。

 

個人的には、宗教的な背景は皆無なのにも関わらず、バレンタインのイベントに乗っかって彼に気持ちを伝えたり贈り物をすることは恋愛においては自爆行為だと思っています。彼は表向きでは一般常識的に喜んだ様子を見せていたとしても、恋心は萎えてしまいます。彼女からの好意は、わざわざ頑張らなくても受け取れてしまったと気づいてしまうから。彼の恋愛へのエンジンを冷めさせてしまう。

モテている人の元には、周囲からの贈り物は勝手に大量に常時届くので、女性側がイベント時にお金をかけたって無意味だし、他の女性と同じ様な行為をすれば自分の価値は自然と下がります。特別感は皆無なのですよね。(もしもこれらを20代半ばになっても彼にしている方がいたとしたら、結構重いので後々粗雑に扱われる可能性が高いです。ご自分の為にもやらない事をおすすめします。)

 

そんな風に考えていたので、クリスマスにもバレンタインにも付き合った記念日にも、彼にお金をかけて贈り物をしたことは…思い返してみても、少なくとも社会人になってからはしたことはないかも。

 

イベントの贈り物以前に、日頃相手を認めたり安らげる様な関わりに心を配り、知識や経験を日常的に磨いていく姿勢の方が、相手の心に届くものだと思います。なぜなら、一朝一夕でできる物ではないから。そしてそれらは自分本位ではないものだから。

さらにこの様な行動が出来る方は(蛇足なのは重々承知だけれども…)既婚者独身者問わず実は少ないのかも?と数年前から薄々感じています。

イベント時に物やサプライズをねだる男性には会ったことはないけれど…仮に上記の様な努力を彼女さんがしていてもなお、イベントに固執する男性がいるとしたら。彼は相当他人を見下しているか、自分本位な関係しか築けない精神年齢10歳位の中身空っぽな男かもしれません。

 

…と、こんな事を書きつつも、私もまだ未熟で、日々ホルモンや体調のコントロールが上手くできない時もあるので、結婚しても胡座をかくことなく努力が必要だと年齢を重ねる毎に感じます。40代くらいまでには無意識にも心配りができたり、体調管理が上手にできて穏やかな人になりたいな。難しいけれど。

 

今回もこんな感じで、世間のキラキラしたイベントモードを盛り下げる様な非キラキラ・現実主義者ブログなので、読みに来てくださる方はレアというか…おそらく巷のハウツー物が苦手な方かもしれませんね🕊

こんな考察ブログ、ウケが良くないのは承知です。ロマンチックのカケラもない(笑)でもまた気まぐれに更新していきたいです。

 

ではでは、最後まで時間を割いてお読みいただき、ありがとうございました💝

 

f:id:rosamex24:20230216063826j:image

お土産でもらったコロンビアのお菓子。日本で食べたアルフォートみたい。甘過ぎずサクサクで美味しかったです。